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羽田新ルート|参院「国土交通委員会」朝日健太郎議員(自民)質疑応答

第198回 国会参議院「国土交通委員会」において3月20日、「羽田空港の新飛行ルートについて」朝日健太郎 議員(自民党)の質疑応答があった。

ネット中継(録画)をもとに、全文テキスト化(約1千文字)しておいた。

※以下長文なので、時間のない方は「質疑応答のポイント」と「雑感」をお読みいただければと。


質疑応答のポイント

朝日議員:地域住民に対し、丁寧な説明と対応策が必要

朝日健太郎 参議院議員
朝日健太郎 参議院議員(自民党、1期、元バレーボール・ビーチバレー選手、早大院卒、43歳)

次に、羽田航路について、お尋ねをいたします。
航空分野において、首都圏空港の機能強化が重要だと考えております。その効果は国際競争力の向上、国内各地への経済効果の波及を図ることも期待をできますし、何より、訪日外国人旅行者の受け入れのために必要であります。

そのうえで、現在、羽田空港の飛行経路の見直しで、年間発着枠を現在の4万5千回あるところを、さらに4万回拡大を図る計画があると認識をしております。

そこでお尋ねをいたしますが、米軍管制にあった、いわゆる横田空域の1部が通過可能となり、新たな羽田飛行ルートが計画されていると聞いております。そうなると、新たに都内の住宅密集地地域上空を通過することとなり、住民からは不安の声が上がっています

地域住民に対し、丁寧な説明と対応策が必要と考えますが、いかがでしょうか

航空局長:幅広いご理解をいただいたうえで…

蝦名邦晴 航空局長
蝦名邦晴 航空局長(東大法卒、58歳)

お答え申し上げます。羽田空港の飛行経路の見直しにつきましては、出来る限り多くの方々にご理解をいただくために、これまで、新たに飛行経路下となります地域を中心にいたしまして、延べ97回以上、163日間にわたりまして、オープンハウス型の住民説明会を5巡開催いたしまして、約27,900人を超える方々にご参加をいただくなど、丁寧な情報提供を行ってきているところでございます。

その際、住民の方々から、航空機からの騒音や落下物などを心配する声をいただいております

これを受けまして、まず騒音対策といたしましては、飛行高度の引き上げや騒音の要素も組み合わせた着陸料金の見直しによります低騒音機の導入促進、さらには学校や病院などの防音工事の助成制度の拡充等に取り組むこととしております。

また、落下物対策といたしましては、昨年3月に「落下物対策総合パッケージ」を策定いたしまして、世界に類を見ない落下物防止対策基準の策定、あらゆるチャンネルを通じました未然防止策の徹底、空港管理者による駐機中の機体チェック体制の強化などに取り組んでいるところでございます。

国土交通省といたしましては、引き続き、騒音・落下物対策などに取り組みますとともに、関係地域の地方公共団体、および住民の方々への丁寧な情報提供を行いまして、幅広いご理解をいただいたうえで、必要な手続きを行い、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会までに、新飛行経路を運用できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。

雑感(国土交通省、伝えたいことだけを並べている印象)

与党議員の質問に対して、航空局長は「オープンハウス型の住民説明会」「丁寧な情報提供」「落下物対策総合パッケージ」など、国土交通省として伝えたいことだけを並べている印象

後日、朝日健太郎議員の国会報告写真に使われる以外の価値はないのではないか。

羽田新ルート問題の現状を知るには、同日・同委員会で質問に立った山添拓議員(共産党)の質疑応答を読むことをおススメしたい。

せっかくの国会での議論も、マスメディアが取り上げなければ、都民の知るところとはならない。弱小なこのブログメディアによる情報が少しでもお役に立てば幸甚。

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2018年6月1日、このブログ開設から14周年を迎えました (^_^)/
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