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高齢者の死亡事故、交通事故よりも浴槽が多い

11月26日は「いい風呂」の日。

消費者庁が入浴中の事故防止を呼び掛けている。


もくじ

浴槽での死亡事故は絵(ニュース)にならない!?

高速道路で大きな事故や悲惨な事故が発生するたびに、ニュース映像が流される。
厳罰化や広報・啓発の効果もあり、交通事故による年間の死亡者数は年々減少し、17年は過去最少の3,694人を記録。

交通事故も自殺も、毎日どこかで発生しているのに 、ニュース映像が流されるのは、もっぱら交通事故のほうだ。特別な状況がなければ、自殺がニュースとして取り上げられることはない。交通事故は映像化しやすく、自殺は映像化しにくいという事情もあるのだろう。

自殺と同様、映像化しにくい浴槽での死亡事故も、ニュースで放映されることはあまりない

高齢者の死亡事故、交通事故よりも浴槽が多い

消費者庁が11月21日に公表した「みんなで知ろう、防ごう、高齢者の事故」によれば、高齢者の「浴槽」における入浴中の事故が増えているという。

高齢者の事故のうち、「不慮の溺死及び溺水」による死亡者は、年々増加傾向にあります。これらの多くは「家」、「居住施設」の「浴槽」における入浴中の事故であり、11 月~3月の冬季に多く発生しています。これから寒くなる季節は、特に注意が必要です。

<高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数の年次推移>P2を可視化したのが次図。

高齢者の死亡事故は交通事故死が減少する一方で、浴槽での事故死が増加しているのだ。

高齢者死亡者数「浴槽」「交通事故」の年次推移

特に後期高齢者の死亡者数が増えている(次図)。

「家」、「居住施設」の「浴槽」での「不慮の溺死及び溺水」による年代別・人口 10 万人当たりの死亡者数(平成 19 年・平成 28 年)
消費者庁資料「冬季に多発する入浴中の事故に御注意ください!」P2より

11月26日は「いい風呂」の日

消費者庁は入浴中の事故を防止するために、次の点に注意するように呼び掛けている。

  • (1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
  • (2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
  • (3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
  • (4)食後すぐの入浴、またアルコールが抜けていない状態での入浴は控えましょう。
  • (5)精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう。
  • (6)入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。

「(6)入浴する前に同居者に一声掛けて」って、独居老人はどうすればいいのか……。

高齢者の入浴事故を防ぐ「浴槽見守りセンサー」が実用化されている。浴槽の下に置いたセンサーで呼吸や心臓の動きを検知し、異常があるときはアラームが鳴り、自動的に排水し、入浴事故の被害を最小に食い止めるという。これで独居老人も安心!?

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2018年6月1日、このブログ開設から14周年を迎えました (^_^)/
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