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首都圏新築マンション市場動向(18年9月)|高くて売れない状況継続中

不動産経済研究所は10月16日、「9月の首都圏新築マンション市場動向」を発表。

  • 発売は13.2%増の3,372戸と6月以来の増加。契約率は66.5%。

  • 戸当たり5,136万円、m2単価80.0万円、いずれも3ヵ月連続の下落

これだけではよく分からないので、同研究所が過去に発表した数値データも含め、いつものように、首都圏の新築マンション市場動向のトレンドを可視化してみた。


もくじ

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)

発売単価は、上下動を繰り返しながら上昇傾向にあったが、やや鈍化気味販売在庫数は、高止まり。発売戸数は上下動が激しく、やや下降傾向にあったが再び増加か(次図)。

これらの事態を端的に言えば、「高くて売れない状況」がまだまだ続いているということだ。

発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)

発売戸数の推移(1都3県)

23区に着目すると、9月の発売戸数1,458戸は、前年同月比で24.9%の増(次図)。

発売戸数の推移(1都3県)

m2単価の推移(1都3県)

23区の発売単価は、上下動を繰り返しながら、やや鈍化気味。23区と郊外との2極化が進んでいる。(次図)。

m2単価の推移(1都3県)

価格帯別の発売戸数割合の推移(23区)

23区の発売戸数の割合は、これまで5千万円を境にクッキリと2極化していたが、9月は7千万円台と1億円台の割合が減少

「5千万円以下価格帯」の供給割合と「5千万円超価格帯」の供給割合との差が若干縮まった(次図)。

新築マンション価格帯別の発売戸数割合の推移(23区)

億ションの発売戸数・率の推移(23区)

億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、17年1月の20.9%をピークに減少傾向。今後増加するかどうかは微妙(次図)。

新築億ション発売戸数・率の推移(23区)

まとめ

高くて売れない状況」が続いている。また、23区と郊外との2極化が進んでいる。

  • 首都圏の発売単価は、上下動を繰り返しながら上昇傾向にあったが、やや鈍化気味。販売在庫数は、高止まり
  • 23区の発売単価は、上下動を繰り返しながら、やや鈍化気味
  • 23区の発売戸数の割合は、7千万円台と1億円台の割合が減少。
  • 23区の億ション率(全発売戸数に占める億ションの割合)は、17年1月の20.9%をピークに減少傾向。

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