新築マンション人気設備ランキングの上位にくるディズポーザー。
実際どのくらい普及しているのか?
新築マンションのディズポーザー設置率は3割で推移(全国)
NPO法人ディスポーザ生ごみ処理システム協会(旧 生ごみ処理システム協会)のホームページに、「ディスポーザ排水処理システム 出荷実績調査結果」として、20年間(1996~2016年度)のデータが掲載されているので可視化してみた(次図)。
全国新築マンションのディズポーザー設置率(着工戸数に対するディズポーザー設置戸数)は、09年度(リーマンショックが発生した翌年度)にピーク(5割超え)を記録したあと、12年度以降は3割前後で推移している。
新築マンション4件に1件ディズポーザー(23区)
23区のディズポーザー設置率はどの程度なのか?
LIFULL HOME'Sの”こだわり条件”検索機能を使うと、ディズポーザーだけでなく、浴室乾燥機や床暖暖房などが設置されているマンションを抽出することができる。
LIFULL HOME'Sに登録されている23区の新築マンションは、371件(9月3日現在)。うちディズポーザーが設置されているマンションは96件。設置率としては26%。
2年前(16年11月)に調査したときは24%だった(新築マンションの人気設備1位のディズポーザーの普及率は?)。
23区の新築マンションの4件に1件はディズポーザーが設置されているということになる。
ちなみに、2年前と現在とでは、ディズポーザー以外の設備についても、設置率にあまり変化は見られない(次図)。