民泊新法(住宅宿泊事業法)が6月15日に施行されて3週間が経過。
合法民泊はどのくらい増えたのか?
23区の住宅宿泊事業の届出施設の受理件数:1,100件
東京23区の住宅宿泊事業の届出施設の受理件数の合計は1,100件(7月5日現在)。
23区の住宅宿泊事業の届出施設の受理件数の内訳を次図に示す。
最も多いのは渋谷区132件。100件を超えているのは、新宿区(114件)、台東区(107件)、墨田区(104件)、杉並区(102件)。
Airbnbサイトで「民泊」が一斉に非掲載となったのは6月2日。6月1日以前は23区内で1万6千件が掲載されていた。現在の住宅宿泊事業の届出施設の受理件数1,100件は、かつてAirbnbで掲載されていた件数の1割にも満たない。
【メモ】
- 各件数は、各区HP公開データに拠る。ただし、目黒区だけはHPで公開していないので、電話照会に拠る。
- 葛飾区が公表している件数は、事業者より同意が得られた住宅宿泊施設に限られている。
渋谷・新宿などの受理件数が順調に伸びている
民泊新法(住宅宿泊事業法)施行日(6月15日)以降の、各区の届出施設の受理件数の推移を次図に示す。
渋谷、新宿、台東、墨田、杉並の5つの区が比較的順調に伸びていることが分かる。
【メモ】
6月15日現在の件数は、第35回規制改革推進会議(6月26日)「資料1-5「住宅宿泊事業法について(観光庁提出資料)」に拠った。
今回ご紹介した届出施設の受理件数の可視化情報。好評であれば定点観測メニューに加え、月例記事化するかも。
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