国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」の設置を行うのは、今回の板橋区が14か所目。
今回の周知期間は35日。これまでの最高記録(川崎市の41日間、年末年始を挟む)に迫る長さだ。
周知期間は長くなった!?(14か所比較)
国交省が運営しているサイト「羽田空港のこれから」を閲覧して昨日(7月2日)、「板橋区における情報発信拠点の設置について」のお知らせが掲載されていることに気がついた(次図)。
情報発信拠点の設置について|お知らせ
板橋区役所赤塚支所1階で8月6日から10日までの5日間、羽田新飛行ルートに係るパネル展示が行われる。
国交省が羽田新飛行ルートに係る「情報発信拠点」の設置を行うのは、今回の板橋区が14か所目(次表)。
今回の周知期間は35日。これまでの最高記録(川崎市の41日間、年末年始を挟む)に迫る長さだ。開設期間は平均的な5日間。最終日は14時まで。
じつは板橋区でパネル展示が行われるのは、昨年の12月末に続き今回が2回目。そのときも開設期間は5日間だった。
板橋区民に届いている!? 情報発信ブースの開設のお知らせ
板橋区のHPにも7月2日、新着情報一覧に「羽田空港機能強化について(板橋区上空を飛行する航空機増加案)⑴」が掲載された(次図)。
この見出しに興味を抱き、クリックする板橋区民はどのくらいいるのか?
見出しをクリックすると次図が表示される(次図)。
羽田空港機能強化について(板橋区上空を飛行する航空機増加案)⑴ | 板橋区
南風時でも、北風時でも、板橋区上空を飛行する
板橋区上空には、3つの新ルートが設定されている。
南風時の「A滑走路到着ルート」「C滑走路到着ルート」と、北風時の「C滑走路出発ルート」だ。
「A滑走路到着ルート」は1時間当たり14回(4分17秒ごと)、「C滑走路到着ルート」は1時間当たり30回(2分ごと)の頻度。
また、「C滑走路出発ルート」では、1時間当たり23回(2分37秒ごと)の頻度。
だから、板橋区の上空では、南風時でも、北風時でも、15時から19時の時間帯、2、3分ごとに飛行機が飛ぶことになる。
具体的なルートを知りたい方は、次の記事をご参照。