「住まいサーフィン」のトップページをみたら、「登録会員数」が21万人を突破していた。
(17年9月2日現在)
ただ、この数字はあくまでも累計人数。
すでに住活を終えた幽霊会員も含まれている数字だ。
現在、実際に住活を行っている会員は何人くらいいるのだろうか?
会員獲得数は2年連続で1万7千人を超える!?
インターネット・アーカイブ・サイト「Wayback Machine」を利用して、住まいサーフィンの過去のホームページをひも解き、会員数の推移を推定してみた(次図)。
06年度(約4万1千人)をピークに急減し、09年度から14年度は6千人から7千人で推移。
16年度に新たに獲得した会員数は約1万7千人(推定)。このままの勢いが続けば今年度も16年度なみの会員を獲得しそうだ。
発売戸数は増えていないが、会員は増えている!?
「会員数」と「首都圏新築マンション発売戸数」との関係はどうなっているのか?
「会員数」データと不動産経済研究所が発表している「首都圏新築マンション発売戸数」のデータを1枚のグラフに並べてみた(次図)。
耐震偽装事件(05年11月)が起きた翌年度から新築マンションの発売戸数が激減し始め、それに呼応するように会員数も大きく減少している。
08年度以降、新築マンションの発売戸数は4~5万戸の間で推移しているが、会員数のほうは15年度、16年度と増加。
15年度からサイトのリニューアルや魅力的なコンテンツの供給(下記「あせて読みたい」参照)など、会員獲得に力を入れ始めたことが影響しているのかもしれない。
※「住まいサーフィン」のデータの一部は会員(登録無料)でないと閲覧できない。念のため。