東京都は7月31日、「『都への提言、要望等の状況』月例報告(6月分)」を発表。
6月に都民から寄せられた「知事への声」は1,203件。うち627件(52%)が「市場移転問題への取組に関する意見」となっている。
この手の意見は無作為に抽出されたアンケートと違うので、当月だけの数値を見てもほとんど意味はないが、月次の変化を分析することは多少は意味があるかもしれない。
「知事への応援・期待」+「市場移転問題」=一定!?
小池都知事の誕生直後に3千件もあった「知事への声」は昨年11月以降、1千件前後で推移している。
興味深いのは、誕生して半年ほどは「知事への応援・期待に関する意見」の割合が3割~4割を占めていたのだが、3月以降数%に激減し、その激減したぶんだけ「市場移転問題への取組に関する意見」の割合が増加しているように見えることである(次図)。
「知事への応援・期待」+「市場移転問題」=一定、といった法則があるみたいだ。
GYK48
あらためて「知事への応援・期待に関する意見」の件数だけを取り出して、推移グラフを描いてみた(次図)。
今年の3月以降激減しているのであるが、50人足らずのコアな小池ファンもでいるのだろうか。
5月と6月は48件。
AKB48ならぬ、GYK48(Governor Yuriko Koike)。
まあ、同じ人が複数件投稿している可能性はあるが。
あわせて読みたい
『「小池劇場」が日本を滅ぼす』幻冬舎 (2017/6/9)