東京都は7月25日、都内の保育サービスの状況を公表。
都内の「就学前児童人口」「待機児童数」などの「平成29年4月1日現在」のデータが公開されていたので、ランキングを調べてみた。
就学前児童人口:世田谷区がダントツの1位
就学前の児童が多いのはどこか?
2017年4月1日現在、世田谷区が44,314人でダントツの1位。
トップ10は次の通りだ。
- 1位:世田谷区(44,314人)
- 2位:練馬区(34,871人)
- 3位:江戸川区(34,865人)
- 4位:大田区(32,441人)
- 5位:足立区(31,054人)
- 6位:江東区(26,987人)
- 7位:板橋区(25,515人)
- 8位:杉並区(24,818人)
- 9位:八王子市(24,252人)
- 10位:葛飾区(21,037人)
待機児童数:世田谷区がダントツの1位
待機児童数が多いのはどこか?
2017年4月1日現在、待機児童数が300人超は次の10市区。
世田谷区が861人でダントツの1位。
- 1位:世田谷区(861人)
- 2位:目黒区(617人)
- 3位:大田区(572人)
- 4位:江戸川区(420人)
- 5位:府中市(383人)
- 6位:中野区(375人)
- 7位:足立区(374人)
- 8位:中央区(324人)
- 9位:江東区(322人)
- 10位:調布市(312人)
待機児童数の減少:世田谷区がダントツの1位
世田谷区長の名誉のために補足しておくと、世田谷区の待機児童数は昨年より▲337人(▲28.1%)減少。都内の市区町村のなかで最も減少している。
2番目に減少したのは北区の▲150人(▲38.6%)。
- 1位:世田谷区(▲337人)
- 2位:北区(▲150人)
- 3位:板橋区(▲145人)
- 4位:練馬区(▲118人)
- 5位:杉並区(▲107人)
- 6位:豊島区(▲105人)
- 7位:小平市(▲78人)
- 8位:立川市(▲53人)
- 9位:渋谷区(▲49人)
- 10位:狛江市(▲44人)
ちなみに、タワーマンションが林立している港区の待機児童数は、次のように158人の増加(6人⇒164人)でワースト3位。
- 1位:大田区 343人(229⇒572人)
- 2位:目黒区 318人(299⇒617人)
- 3位:港区 158人(6⇒164人)
- 4位:中野区 118人(257⇒375人)