楽天は民泊事業参入のために、6月22日にLIFULLと共同で新会社「楽天LIFULL STAY」の設立を発表。7月に入ってAsiaYoだけでなく、HomeAwayや途家と次々に業務提携している。
楽天は世界最大手の民泊仲介サイトAirbnbに追いつくことはできるのか。
- 楽天LIFULL STAY、台湾の民泊サイト「AsiaYo」と提携
- AsiaYo登録件数:東京(709件)、大阪(544件)
- AsiaYo登録件数:都内では新宿(203件)がダントツ
- AsiaYo登録件数は、「自在客」の3分の1に過ぎない
- 楽天LIFULL STAYはAirbnbに追いつけるか
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楽天LIFULL STAY、台湾の民泊サイト「AsiaYo」と提携
楽天LIFULL STAYは、開設予定の民泊サイト「Vacation Stay」(仮称) に掲載する国内民泊物件を「AsiaYo.com」に供給するという。
楽天LIFULL STAY、台湾の民泊サイト「AsiaYo.com」と提携
楽天LIFULL STAYと台湾の民泊・バケーションレンタル予約サイト「AsiaYo.com」を運営するAsiaYoは7月20日、民泊事業において業務提携したと発表した。
これにより、楽天LIFULL STAYは開設予定の民泊サイト「Vacation Stay」(仮称) に掲載する国内民泊物件を「AsiaYo.com」に供給する。AsiaYo.comのユーザーは、Vacation Stayに掲載される民泊施設の予約が可能になる。
AsiaYo.comは、2014年のサービスを開始した民泊・バケーションレンタル予約サイト。韓国やタイでもサービスを展開しており、その他アジア各国、地域への進出を予定している。(以下略)(CNET Japan 7月20日)
AsiaYo登録件数:東京(709件)、大阪(544件)
AsiaYoサイトには現在、日本国内で民泊物件がどの程度登録されているのか?
同サイトにアクセスし、登録物件数を数えた結果は次図の通りだ。
東京都(709件)と大阪府(544件)に集中していることが分かる。
AsiaYo登録件数:都内では新宿(203件)がダントツ
さらに東京の区ごとに登録物件数を数えた結果が次図。
新宿区(203件)がダントツ。続いて渋谷区(73件)、豊島区(71件)の順。
AsiaYo登録件数は、「自在客」の3分の1に過ぎない
他の中国系民泊サイトの登録件数と比較したのが次図。
AsiaYo(1,391件)は、最も多い自在客(4,215件)の3分の1に過ぎない。
楽天LIFULL STAYはAirbnbに追いつけるか
楽天は民泊事業参入のために、6月22日にLIFULLと共同で新会社「楽天LIFULL STAY」の設立を発表。7月に入って今回のAsiaYoだけでなく、HomeAwayや途家と次々に業務提携している。
楽天は世界最大手の民泊仲介サイトAirbnbに追いつくことはできるのか。
あるいは、楽天koboのように・・・・・・。