総務省は5月12日、「統計ダッシュボード」の提供開始を公表。
各府省等が作成する主要統計をグラフなどに加工して一覧表示し、利用者にとって視覚的に分かりやすく、簡易なデータ利活用を実現するために「統計ダッシュボード」システムを開発したという。
以下に 「統計ダッシュボード」の具体的な使い方を紹介し、最後に雑感を記す。
「統計ダッシュボード」の具体的な使い方
「統計ダッシュボード」にアクセスすると、次図が開く。
「グラフで見る」にカーソルを合わせるとプルダウンメニューが表示される(次図)。
たとえば、「住宅・土地・建設」を選択する。
「住宅・土地・建設」を選択すると、3種類のデータ(住宅着工、工事受注額、住宅数)が閲覧できることが分かる(次図)。
たとえば、「住宅着工」をクリックしてみよう。
「住宅着工」をクリックすると、横軸が年月、縦軸が戸数で、全国の住宅着工戸数の推移グラフが表示される(次図)。
「地域別」のボタンをクリックすると、都道府県の住宅着工グラフに切り替わる(次図)。
アニメーション・ボタンをクリックすると、年月の変化に伴いグラフも変化していく。
「数値」のボタンをクリックすると、数値データに切り替わる(次図)。
「マップ」のボタンをクリックすると、全国地図に切り替わる(次図)。
「ダウンロード」のボタンをクリックすると、閲覧しているデータをエクセル形式で自分のPCに取り込むことができる(次図)。
雑感
「統計ダッシュボード」は、色使いや文字の大きさなどデザイン優れていて、直感的に操作できるので、非常に使い勝手の良いシステムである。
現時点で「約5000の統計データを17分野に整理して収録し、55のグラフを掲載」しているとされているのだが、「住宅・土地・建設」分野では3種類(住宅着工、工事受注額、住宅数)のグラフにしか対応していない。
さらなるグラフの充実に期待したい。
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