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2月の首都圏分譲マンション着工戸数 ▲33.7%減

国土交通省は3月31日、「住宅着工統計(平成29年2月分)」を公表。

ざっくり言うと


平成29年2月の住宅着工動向について、次のように記されている。

  • 平成29年2月の住宅着工戸数は70,912戸で、前年同月比で2.6%減となった。また、季節調整済年率換算値では94.0万戸(前月比6.1%減)となった。

  • 住宅着工の動向については、前年同月比で8ヶ月ぶりの減少となっており、利用関係別にみると、前年同月比で持家、貸家は増、分譲住宅は減となった。

  • 引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある。

 

また、分譲マンションについては、次のように記されている。 

  • 前年同月比では3か月ぶりの減少(前年同月比35.7%減)。

 

これだけでは、よく分からないので、いつものようにマンション関連のデータを中心に可視化してみよう

【全国分譲マンション】前年同月比▲35.7%減

分譲マンション前年同月比の増減の推移(全国)

2月は前年同月比▲35.7%減。
たしかに「3か月ぶりの減少」であることが確認できる。

【首都圏分譲マンション】前年同月比▲33.7%減

分譲マンション着工戸数の推移 (三大都市圏別)
※黒色破線は、多項式(5次)の近似曲線。以下同じ。

 

首都圏では、前年同月比▲33.7%の大幅減。
ただ、季節変動があるので分かりにくい。

そこで首都圏について、前年同月比の増減を可視化したのが次のグラフ。

このグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。

分譲マンション着工戸数前年同月比の増減 (首都圏)

前年同月比で、減少している(マイナスになっている)ことが分かる。

【都内の分譲マンション】前年同月比▲20.9%減

分譲マンション着工戸数の推移(首都圏)

東京の着工戸数は前年同月比▲20.9%の減。
ただ、季節変動があるので分かりにくい。


次のグラフであれば、季節変動の影響を排除できる。

分譲マンション着工戸数前年同月比の増減 (東京都)

たしかに前年同月比で減少していることが分かる。

 

各年2月の変化を可視化したのが次のグラフ。 

2月の着工戸数が減少傾向にあることが分かる。

分譲マンション着工戸数の推移(東京都)

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