ツイッターのタイムラインに、聞いたことのない資格検定の情報が流れてきた。
外国人の住まい探しを支援する検定試験「賃貸生活マナー検定」だ。
※賃貸生活マナー検定のHPはメンテ中(24年11月7日現在)
「賃貸生活マナー検定」の狙い
外国人と家主との賃貸契約交渉が円滑に進むことを企図したものらしい。2015年11月から始まった。
当検定の合格基準を満たすことで、日本の生活習慣やび賃貸住宅の商習慣に関する一定の知識を取得したことを「合格認定」にて示すことができます。
この認定制度の活用にて、外国人の皆さんが日本で賃貸住宅を契約する場面で、貸主(家主、大家)さんとの賃貸交渉が円滑に進むよう当協会は活動しております。
(賃貸生活マナー検定とは | 賃貸生活マナー検定協会)
受験料 6,480円
年間を通して受験できる。受験料は 6,480円(税込)。
試験時間は60分。問題数がなぜ「非公開」なのか不明。
- 試験時間:60分
- 試験内容 5分野から出題される
・賃貸関連の用語
・賃貸契約の知識
・生活のルール(一般)
・生活のルール(ゴミ出し関連)
・公共設備(電気・ガス・水道) - 問題数:非公開
- 受験料:6,480円(税込)
「合格成績証明書」は試験合格後、約4週間ほどで届く。17年5月31日(申込日)までは無料(6月1日以降は有料)。
CBT(Computer Based Testing)システムを活用
検定試験は、CBT(Computer Based Testing)を活用しているので、随時、年間を通して受験できる。
全国の200か所の試験会場(都内であれば、渋谷や新宿など18か所)のなかから、受験しやすい会場の空き状況を確認し、都合のいい日時で予約できる。
賃貸生活マナー検定 | CBT-Solutions 試験ポータルサイト
全文章ひらがなルビ付きテキスト(無料)
全文章にひらがなルビが付いているとはいえ、文意が読み取れる能力のある外国人であれば、トラブルを起こさないように思えるのだが。
受験料 6,480円(税込)が収益源。CBT試験運営委託費用がいくらかかるのかは不明。
「外国人というだけで門前払いされている状況をなんとかしたい」という高邁な理想を掲げておられる鴨打理事。
あわせて読みたい