不動産情報サービスを展開している株式会社東京カンテイは3月1日、「東京カンテイ マンションライブラリ」β版をリリース。
マンションに関する疑問をマンション専門家である東京カンディの社員に直接聞くことができるウェブサービス。
マンションを検討する人にとって、「第三者からの客観的情報、あるいは専門家らの見地」を無料で得ることができる嬉しいサービス。
ただし、鑑定のステップに進むと、有償になる。「価格調査報告書(20頁程度)」5万円(税別)、「不動産鑑定書(40頁程度)」25万円(税別)。
質問内容は、個人情報に配慮した形で、同じような質問を持つ人の参考になるよう、公開が前提とされている(次図)。
ノーフリーランチ
「東京カンテイ マンションライブラリ」のように、専門家に簡単にアクセスできるチャンネルができるのは、消費者にとって好ましいことだ。
第三者からの有用な情報に対しては、惜しまずに対価を払おう(5万円)。
一生の買い物だから、ケチってはいけない。結局はそのほうがコスパも満足度も高いものが得られる可能性が高い。
逆にいえば、無償で得られる助言には注意を要する。
ノーフリーランチ(ただ飯はない)。
その助言者はどこで利益を得ているのか?
助言にバイアスはかかっていないのか?
たとえば、〇〇〇カウンター。
相談者よりも広告主の利益を優先することはないのか?
そういえば、「スムログ」には「スムログメンバーへの質問」コーナーがある。
なぜ、無料で回答しているのか?
スムログ・ブロガーはボランティア精神が旺盛だからなのか?
承認要求が強い人たちだからなのか?
単に目立ちたがり屋だからなのか?
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