政府の後押しを受けた大田区は、「国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業」を推進している。
いわゆる特区民泊、民泊条例を遵守した合法民泊だ。
でも、皮肉なことに大田区が全面協力した合法民泊ドラマ!?「拝啓、民泊様。」の放送が切っ掛けとなったのか、違法民泊(闇民泊)が増加中である(次図)。
ドラマでは大田区内の銭湯(太平湯)や商店街(雑色商店街)、京急蒲田駅など、大田区の街並みが何度も登場する。
だから、視聴率こそ1.4%と低いものの(深夜枠としては高いが)、大田区民はけっこう視たのではないのか。
そんな大田区の視聴者の何人かがアパートやマンションで民泊を始めたのではないのだろうか。
大田区の区の違法民泊放置スタンスが変わらなければ、違法民泊は今後も増加し続けるであろう。