今週発行されたSUUMO(スーモ)新築マンション首都圏版は12月20日・27日合併号。ズッシリと重い。
よく見ると表紙の右上に「40周年特別号」と記されている。
なんだかワクワクして、ページをめくってみると――
40年前に発行された「月刊 住宅情報」の写真(次図)。
お~ 昭和を感じる。
左ページには、つらつらと編集長の文章も掲載されている。
住まいの情報誌「住宅情報」創刊から40周年
41年目からもよろしくお願いいたします住まいを選ぶことはあまりにも大きな決断のため、
購入後は「家のことを考えるのはもう終わり」になってしまう人が、
かつては多かったように思います。
しかし取材を通し、さまざまなこ購入者にお会いするなかで、(以下略)
で、よく見ると編集長の名前は「笠松美香」。女性だ。
編集長は山下伸介氏だと思っていたら、いつのまにか女性に交代していたのだ。
ネットでググってみると、10年間住宅情報誌の編集長を務めた山下伸介氏は今年の6月にリクルート住まいカンパニーを退職し、エディター&ライターとして独立したとされている。
お疲れさまでした。
SUUMOのバックナンバーをひっくり返してみると、笠松美香氏が今年の4月5日号から後任の編集長を務めていることが確認できる。
今週発行されたSUUMOの奥付には、「編集人/笠松美香」のほか、情報審査担当者を含め35人のSTAFFの名前が記されている。
これらスタッフの名前を眺めていて、興味深いのは男女の割合。
編集担当者は女性が多く(14人のうち11人が女性)、広告担当者は男性が多いのだ(12人のうち11人が男性)。
編集担当のセンスは女性に適性がある?
あるいは膨大な原稿チェックに女性の忍耐力が向いているということなのか?
広告担当には、男性の営業力が求められているということなのか?
スタッフの名前を見ていて、いろいろな妄想が浮かんできた次第である。
2月16日号の時点では、山下伸介編集長以下スタッフは38人だった。
現在は、笠松美香編集長以下のスタッフは35人(編集担当▲1人、デザイン担当▲2名)。
ここは、お茶の水女子大学 理学部生物学科卒という異色編集者の手腕に期待したい。
あわせて読みたい
(本日、マンション広告なし)