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関東在住者の違法民泊!大津市が初の行政指導

大津市が初めて違法民泊で行政指導したことを京都新聞が伝えている。

長らく空き家だった木造2階建てを利用して、関東在住の男性が常駐管理人なしで違法民泊を実施していたという。

空き家で違法民泊、大津市が初の行政指導 無許可で外国人に

大津市保健所が8月、同市朝日が丘の空き家に、旅館業法の営業許可を取らずに客を宿泊させているとして、民泊の男性運営者に行政指導していたことが市などへの取材で分かった。大津市内で違法民泊への指導は初めて。
近隣住民や市保健所によると、朝日が丘の違法民泊は木造2階建て長らく空き家だったが、今年5月下旬から民泊としての利用が始まったという。インターネットサイトを通じて外国人観光客が運営者らに予約をして宿泊。常駐の管理人はおらず、運営者は関東在住と見られるという。
(中略)
 近隣住民によると、運営者から民泊開設の説明はなく、複数の外国人宿泊客が、鍵の場所がわからず大騒ぎしたり、ごみを分別せずに出していたりしたという。周辺民家には、民泊反対を示す紙が貼られている。(以下略)

(京都新聞 9月22日)

 

滋賀県でのAirbnbの登録状況を確認しておこう。

 

滋賀県内でのAirbnb登録件数はこの8月以降大幅に増加し、9月22日現在121件に達している(次図)。

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AirbDatabankデータをもとに筆者作成)

 

滋賀県内のAirbnb登録物件の分布をみると、大津市、草津市、高島市あたりに多いことが分かる(次図)。

滋賀県内のAirbnb登録物件の分布
AirLABO地図に追記)

 

具体的な件数で見てみると、県内では大津市が最も多く、マンション(25件)よりも一軒家(68件)のほうが多い(次図)。

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(AirLABOデータをもとに筆者作成)

 

大津市保健所は「民家の見回りをするなどして、引き続き注意していきたい」としている。

 

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