「国家戦略特区シンポジウム」が9月12日午後、虎ノ門ヒルズで開催された。
冒頭の開会挨拶で山本幸三内閣府特命担当大臣は、国家戦略特区で実現した規制改革のなかで民泊について次のように棒読みしている。
観光分野では東京都大田区などで、いわゆる特区民泊を解禁し、20人もの事業者が民泊施設を運営し、いまや外国人を含む200人近い人が民泊を体験しています。
内閣府配布資料(PDF:5.9MB←重いので要注意!)より
民泊係る発言は、次の動画の4分27秒~4分39秒までの12秒間。
国家戦略特区シンポジウム【開会挨拶】山本幸三 内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革)←リンク切れ
大田区で「20人もの事業者が民泊施設を運営」しているのが観光分野での規制改革の成果だという。
大田区ではAirbnbに登録されているグレー物件の数は、区の認定物件の5倍(8月10日)もあるのだが(次図)。
民泊の規制緩和は道半ば・・・・・・。