世界各地でポケモンGO(Pokémon GO)ブームが巻き起こっている。
そうしたなか、彼の地では不動産業界でもポケモンGOをマーケティングに活かしたビジネスが生まれ始めている。
(Photo: Mark Moz/altered by Eric Grundhauser/CC BY 2.0)
ポケモンGOのジムまで徒歩5分(米国)
マンハッタンのワシントンスクエアパークの近くの不動産業者ジェイ・グレイザーは、オープンハウスに集客するために、屋上にこんな広告を出したという。
このオープンハウスにはピカチュウがいると確信している。お見逃しなく。
また、ワシントン州のレドモンドでは、Zillow(米国版SUUMO)のとある物件概要の一番下に次のように記載したという。
ポケモンGOのジムまで徒歩5分
※ジムとは、ポケモンが戦う「ジムバトル」のこと
タコマにある物件では更に詳しい。
ポケモンGOジム3か所、ポケストップ5か所。
裏庭にゼニガメ、近所の納屋にリザードンがいるかも。
詳しくは、次のCNBCの記事をご参照。
「ポケストップ」と「ポケストップジム」がセールスポイント(豪州)
ポケモンGOのユーザーが「ポケストップ」と「ポケストップジム」に群がる現象。不動産業者もこれらのポケモンGOの機能を利用し始めている。
集まった人たちは直ちに顧客にならないかもしれないが、営業の糸口になるという。
また、従来は、学校やスーパー、大通りへのアクセスがセールスポイントだったが、これからは「ポケストップ」と「ポケストップジム」がセールスポイントになるかもしれないという。