東京都福祉保健局が5月19日、「都内のスギ・ヒノキ科花粉の観測結果(速報)」を公表。
今春のスギ・ヒノキ花粉の飛散数は、昨春と比べて約1.4倍で、過去10年間の飛散数と比較すると5番目に多かったという。
スギ・ヒノキ飛散花粉数の地点比較
都内12か所の観測地点の、3種類のデータ(平成28年、平成27年、過去10年平均)が公開されていたので、グラフにしてみた(次図)。
花粉症の人は、高尾山に近い青梅市や八王子市には決して住んではいけないということがよく分かるのではないか(「高尾のマンション即日完売」を伝える朝日の記事にへっくしゅん!)。
ただ、過去10年平均をみると、23区よりも西に位置する小平市のほうが、杉並区や千代田区よりも飛散花粉数が少ないのは何故だろう?(誤差範囲か?)
スギ・ヒノキ飛散花粉数の経年変化アニメ
都福祉保健局が過去に発表しているデータをひも解き、都内12カ所のスギ・ヒノキの飛散量数(cm2あたりの累積個数)を地図に落として、経年変化が分かるようアニメーション化してみた。
過去12年間で2005年、2011年、2013年が花粉の飛散量が特に多かった年であることが分かる。
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