東京23区全域にAirbnb登録物件がどのように拡がっているのか?
そのような実態を知らずして、「民泊問題」の的確な議論ができるのだろうか(マスコミは「民泊問題」を的確に伝えているか)。
ひょっとするとAirbnb Japanも把握していないのではないのか?
でも”安心してください”
- 23区全域のAirbnb物件の分布図(全物件タイプ)
- 23区全域のAirbnb物件の分布図(マンション/アパート)
- 23区全域のAirbnb物件の分布図(一軒家)
- 都心部のAirbnb物件の分布図
- 過去に作成した都内のAirbnb物件の分布図
このたびAirbnbサイト内をクローリングして収集した情報をもとに、23区全域が俯瞰できるAirbnb登録物件の分布図を作成することに成功した。
かなりの労力を費やしたので、地方で消耗しているブロガー氏のようにnote(https://note.mu/)を利用して有償で公開する手もあるのだが、ここは世のため人のため、マンション住民のために、このブログで無償で公開することにした。
23区全域のAirbnb物件の分布図(全物件タイプ)
東京23区内で、4月6日現在Airbnbに登録されている全ての物件タイプ(マンション/アパート、一軒家、その他)の位置を一枚の地図の上に落としてみた。
都心部を中心にかなり多くの「マンション/アパート」が分布している様子がよく分かる。
逆に言うと23区であっても、都心から離れた区(時計回りで言えば、練馬区、板橋区、北区、足立区、葛飾区、江戸川区、大田区、杉並区)はAirbnb登録物件が多くないことに気づく。
23区全域のAirbnb物件の分布図(マンション/アパート)
区の境界線と山手線を重ねると、新宿区、渋谷区、港区だけでなく、台東区と墨田区の一部にもAirbnb登録物件(マンション/アパート)が集中していることが認識できる。
23区全域のAirbnb物件の分布図(一軒家)
一軒家は、マンション/アパートよりは、やや外側のエリアに分布している。
都心部のAirbnb物件の分布図
都心部を拡大してみると、特に渋谷区の一部と、新宿区の西側エリアにAirbnb登録物件が集中しているのが目立つ。
渋谷区については、Airbnb登録物件がラブホテル街として知られる円山町に多いことを既に記した(渋谷区Airbnbの集中エリアを可視化してみた)。
では、新宿区の西側エリアではAirbnb登録物件がどうなっているのか?
「23区内でAirbnb物件が最も密集している新宿区が無法地帯になっている? 」に続く・・・・・・。
過去に作成した都内のAirbnb物件の分布図
(本日、マンション広告なし)