東京23区でAirbnbに登録されている激安物件を紹介した記事「激安理由にびっくりぽん!23区のAirbnb登録物件」が好評だったので、日本全国のAirbnb激安物件も調べてみた。
- 全国(23区を除く)で1泊「1210円未満」は11件
- 1位:日本一安い大阪府八尾市の一軒家(1泊1000円)
- 2位:田園風景が広がる福岡県の木造日本家屋(1泊1194円)
- 3位:三重県志摩の屋外スペース(1泊1200円)
- 3位:大阪市の寮タイプの4人部屋(1拍1200円)
- 8位:越谷市で車内を貸し出し(1泊1203円)
- 8位:浜松市のプチログハウス(1泊1203円)
- 11位:奄美大島の古い民家(1泊1204円)
- まとめ
全国(23区を除く)で1泊「1210円未満」は11件
Airbnbサイトを開き、日本全国を対象に1人1泊1300円未満で絞り込んでいくと、34件が表示された(12月30日現在)。
東京23区を除き、1泊「1210円未満」の激安物件を安い順に並べたのが次表に示す11物件。
上表のなかから、激安理由がびっくりポンな物件を紹介しよう。
1位:日本一安い大阪府八尾市の一軒家(1泊1000円)
昨日のブログで紹介した新宿の0円を別格とすれば、1泊千円は全国で最も安いAirbnb登録物件。しかも追加人数料金はなしという太っ腹。
駅徒歩10分、家主も住んでいるツーバイフォーの3階建て。
宿泊した人のレビューには、家主が美味しい料理を作ってくれたと記されている。
家主にとって、Airbnbは儲けるためではなく、外国人との触れ合いが目的なのであろう。
日本一安いこの八尾市のAirbnb物件を「良い民泊」に認定したい(Airbnbの争点 「良い民泊」「悪い民泊」)。
2位:田園風景が広がる福岡県の木造日本家屋(1泊1194円)
1日平均乗降人員1,221人(WIKIより)の駅徒歩1分。田園風景が広がるエリアに建つ2階建ての木造日本家屋。
ホストは会社経営から一線を退いた日本人男性。
1位のホストと同様、Airbnbで儲けることよりも宿泊者との交流を楽しんでいるのであろう。
3位:三重県志摩の屋外スペース(1泊1200円)
テントと寝袋は持参すること。水とキッチンはあるが、トイレはないという日本人女性ホスト。
周辺にはイノシシハンターもいるという場所で、キジ撃ちをしろってか(笑)
3位:大阪市の寮タイプの4人部屋(1拍1200円)
最寄駅から300mの地点にある2LDK。
ホストの日本人男性は、バンクーバーにある私立の語学学校卒。
ひとつの部屋にホストが住み、もう一つの部屋に2段ベッドを2つ入れて、寮タイプの4人部屋として貸し出している。
ハロウィーン、クリスマス、大晦日、お花見の時期など、少なくとも月に1回、たこ焼きやピザでパーティを開催しているという。
4位以下のユニークな激安物件も紹介しよう。
8位:越谷市で車内を貸し出し(1泊1203円)
駒澤大学卒の日本人男性ホストが車内を貸し出すという。
これも民泊か?
8位:浜松市のプチログハウス(1泊1203円)
ソーラパネルが設置された250坪の空きスペースに建つ2つの1坪ログハウス。
トイレはボットン式。簡易ベッドで、4名まで泊まれるという。
11位:奄美大島の古い民家(1泊1204円)
奄美大島で、友人とソフトウェア会社を営んでいるが、おカネは稼げなくても構わないという日本人の男性ホスト。
10年ほど誰も住んでいなかった民家に一人で住み、Airbnbで貸し出し。夜はゆるりと晩酌しながらゲストとの交流を深めたいという。
これぞ「良い民泊」。
まとめ
日本全国でAirbnbに登録されている激安物件は、金儲けよりも、どちらかといえば宿泊者らとの交流を深めたいという「良い民泊」が多かった(Airbnbの争点 「良い民泊」「悪い民泊」)。
(本日、マンション広告なし)