12月1日時点の東京23区のAirbnb登録件数は約9,300件(東京23区Airbnb市場動向(2015年12月))。
利用料はピンキリ。格安物件としては、どのようなものがあるのか?
- 1人1泊1,300円未満は26件
- 早稲田駅徒歩4分の個室が0円(No.1)
- 3畳(?)で寝袋付き1,199円(No.2)
- キャンプ場をAirbnbに登録(No.5)
- 屋上の屋外スペースをAirbnbに登録(No.11)
1人1泊1,300円未満は26件
Airbnbサイトを開き、23区を対象に1人1泊1,300円未満で絞り込んでいくと、26件が表示された(12月29日現在)。
同じ建物を割愛し、1泊料金が安い順に並べたのが次表に示す13物件。
No.7やNo.8物件は「1泊料金」よりも、「追加人数料金」や「清掃料金」のほうが高い。
上表のなかから、激安理由がびっくりポンな4物件を紹介しよう。
早稲田駅徒歩4分の個室が0円(No.1)
最も安い物件は、早稲田駅徒歩4分の「個室」タイプで1泊0円。
テレビや電子レンジ、洗濯機や高速無線ランもあって、洗い立てのシーツもついている。
それがなぜ、タダなのか。
12月に宿泊した米国男性の感想には、とても良かった旨が記されている。謎だ。
3畳(?)で寝袋付き1,199円(No.2)
2番目に安いのは、蒲田駅から徒歩10分の物件で、1泊1,199円。
日本人男性が寝泊まりしている部屋(6畳)の隣りにある狭い部屋(3畳?)を寝袋付きで貸し出している。
キャンプ場をAirbnbに登録(No.5)
今回、最もビックリポンなのは、「若洲公園キャンプ場」の物件。
1人1泊の利用料が1,208円。
若洲公園のホームページで確認すると、大人1人の施設利用料金(1泊2日11時~2日目10時まで)は600円だから、608円の儲け。
これってありか?
貸し手は慶大卒(SFC)の男性。
屋上の屋外スペースをAirbnbに登録(No.11)
2番目のビックリポン物件は、1人1泊1,239円、西新井駅から徒歩8分の屋上の屋外スペース。
トイレと風呂は使えるが、テントと寝袋は各自持参が条件となっている。
貸し手は、ベネズエラ人。なかなやるな!
「苗場の激安リゾートマンションを利用したAirbnbは儲かるのか」や「国内Airbnb物件の一部でトンデモナイことが起きている?」、「日本人が知らない世界が広がっている!中国版Airbnbを規制できるのか 」に記したように、Airbnb(民泊)ではあなたの知らない世界が広がっている。
(本日、マンション広告なし)