今週の火曜日に発行されたSUUMO(スーモ)首都圏版12月8日号。
- 20代の住まい選びは急がなくても
- 5,000円で個人情報を売り飛ばす?
- 複数の引越し会社に見積り依頼するとどうなるか?
- 金利や住まいの制度・税金が俯瞰できる
- 無料SUUMOの価値は「首都圏路線図」にあり
- あわせて読みたい
20代の住まい選びは急がなくても
表紙の「暮らしをつく20代の住まい選び」という気になるタイトル。
ページを開くと、「迷ったけど買って正解!」とか「広々LDKはママと子どもの社交場に」とか、購入したくなるような記事が並んでいる
まあ「全国で4割近い世帯が住宅ローンを組んでいる!」という実態があるのは確かだが、20代の若いころから35年間も年貢を・・・(おっと書き間違えた)ローンを払うのは大変だろう。
安定的にボーナスがもらえないと、住宅ローン破たんのリスクもある(住宅ローン破産は増加傾向 )。
そんなに急いで買わなくても、そのうちマンションバブルも弾ける(いま、マンションを買うべきか?)。
改めてSUUMOを眺めていると、無料であるがゆえのトラップが多いことに気づく。
5,000円で個人情報を売り飛ばす?
2014年以降に新築マンションか新築戸建を買った人は、アンケートに答えるだけで5,000円がもらえる。
あなたの個人情報の価値は5,000円なのか――。
アンケートに答えると抽選で100名に1,000円分のギフトカードが当たるというのもある。
あとで営業攻勢にさらされなけれはいいのだが(個人情報をゲットする!! マンションチラシのアノ手コノ手)。
複数の引越し会社に見積り依頼するとどうなるか?
引越し見積もりサイトに安易に「一括見積り」してしまうと、メールと電話攻撃にさらされてしまうことに要注意だろう(引越し業者はどこがいいのか)。
以上のように、SUUMO(スーモ)は無料であるだけに、注意しなければならない落とし穴が多数開いている。
でも、悪いことばかりではない。
ページの最後のほうにはお役立ち情報も掲載されている。
金利や住まいの制度・税金が俯瞰できる
見開きで、各行の金利比較、住まいの税制や評価制度が一覧できるのは、これからマンション選びを始めようとしている方にとっては、お役立ちであろう。
無料SUUMOの価値は「首都圏路線図」にあり
もう一つのお役立ち情報は、巻末の首都圏の路線図だ。
無料SUUMOは、このページだけでも価値がある、というのは言い過ぎか――。
あわせて読みたい
(本日、マンション広告なし)