旅行予約サイトのエクスペディア(Expedia)は11月4日、民泊仲介サイトのHomeAwayを買収することで同社と合意。
- エクスペディア、民泊仲介サイトのHomeAwayを買収、39億米ドルで
- 東京23区での登録件数の比較
- トップページ・デザインの比較
- 検索結果表示画面の比較
- HomeAwayには「リスト表示/地図表示」機能がある
- HomeAwayには「料金による並び替え」機能がある
- HomeAwayには「希望する設備のある物件数の表示」機能がある
- まとめ
- あわせて読みたい
エクスペディア、民泊仲介サイトのHomeAwayを買収、39億米ドルで
旅行予約サイトのエクスペディアは米国時間の11月4日、旅行者と個人の空き部屋のマッチングサイトを運営する米国のHomeAway社を、39億米ドルで買収することで合意した。
HomeAway社はテキサス州オースティンを本拠地とし、190ヶ国で100万を超える宿泊用物件を取り扱っている。(以下、略)
エクスペディアは、HomeAwayを買収することでAirbnbに対抗していこうとしているという(TechCrunch Japan 11月5日)。
HomeAwayは、サイトへのアクセス数でみる限り、Airbnbに大きく離されている。
HomeAwayは、Airbnbと同様、homeaway.comだけでなく、homeaway.jpも用意されている。
両サイトの中身を比べてみよう。
東京23区での登録件数の比較
Airbnbの7,862件(11月1日現在)に対して、HomeAwayは1,338件(11月12日現在)。
2割にも満たない。
トップページ・デザインの比較
トップページのデザインは非常によく似ている。
Airbnbは2008年8月の創業。HomeAwayは、旧サイトtravelmobの創業が2012年(travelmobは2013年7月にHomeAwayの傘下に入った)。
どっちが真似たのか?
それとも最近はやりのデザインなのか?
検索結果表示画面の比較
地図の表示位置に左右の違いはあれど、とってもよく似ている。
どっちが真似たのか?
あるいは、たまたま似ているだけなのか?
HomeAwayには「リスト表示/地図表示」機能がある
HomeAwayにあって、Airbnbにはないのが、「リスト表示/地図表示」機能。
「地図表示」ボタン(次図)をクリックすると、地図が大きく表示される画面に切り替わる。
どこにどのような物件があるのか探しやすい。
HomeAwayには「料金による並び替え」機能がある
HomeAwayにあって、Airbnbにはないのが、「料金」の並び替え機能。
「料金」ボタン(次図)をクリックすると、料金が安い順(あるいは高い順)に物件が表示される。
コスト優先、安宿を探す人にとってはとても、便利な機能であろう。
田町のシェアハウスは、なんと1泊千円(清掃費の追加費用なし)!
HomeAwayには「希望する設備のある物件数の表示」機能がある
チョット細かいが、テレビやインターネットなどの設備がある物件数が( )内に表示される。
まとめ
エクスペディアに買収されたHomeAwayは、登録物件こそAirbnbの2割にも満たないが、Airbnbにはない「リスト表示/地図表示」「料金による並び替え」「希望する設備のある物件数の表示」といた便利な機能がある。
だからといって、HomeAwayサイトのほうがAirbnbサイトよりも優れていると言いたいわけではない。
ホストとゲストを仲介サービスのひとつとして、HomeAwayのサイトの中身をひも解いてみたという話。