東京都は2月14日、「27年春のスギ・ヒノキ花粉に関する飛散予測」を公表。
飛散開始日は例年並みの2月14日から17日ごろ、飛散花粉の総数は昨春の2倍程度で例年並みとなる見込みだという。
同公表資料に掲載されている「図1 飛散花粉数の経年変化(都内全12地点平均)」を見ると、過去10年間では平成17年(2005)と平成23年(2011)が飛び抜けて飛散量が多かったことが分かる。
図1 飛散花粉数の経年変化(東京都)
都内12カ所で観測されている、毎春のスギ・ヒノキの飛散量データ(cm2あたりの累積個数)を地図に落として、経年変化が分かるようアニメーション化してみた。
西に行くほど(高尾山に近づくほど)、花粉の飛散量が多いことがよく分かる。
花粉症を小バカにしていた筆者の父も、70歳を超えてから花粉症を発症している。
現在まだ発症していない人も、他人ごとと思わず、マンション選びの際には、いまから「花粉症の人にやさしい地域(高尾山から遠く離れた地域)」を考えられてはいかがだろうか。
(本日、マンション広告なし)