不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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マンションの「販売価格表」を可視化してみた


首都高から20m離れた事務所ビルの跡地に建つ小規模マンション。

物件概要
【本広告】大手町駅直通7分、駅徒歩5分。総戸数49戸(うち還元住戸2戸)、15階建。販売戸数47戸、2LDK+S(71.70m2)〜4LDK(96.27m2)。販売価格4,698万円〜8,998万円。平成27年4月中旬竣工(本チラシ掲載日の8カ月後)。

  • ※2月22日(土)、6月27日(金)の物件と同じ。

「新発売」を謳う本日のマンションチラシ。

いよいよ7/26(土)〜登録受付開始
ご好評につき 全47邸一斉販売

期分けせずに、全ての住戸をいちどきに販売してしまおうという作戦だ。


クルート社が発行しているフリーペーパー「SUUMO新築マンション(首都圏版)」のバックナンバーをひも解くと、この物件が最初に登場したのは今年の2月25日号。
そのときは、「販売開始予定時期/2014年5月上旬」と記されていたから、予定より3カ月遅れの販売開始。
「予告広告」でモデルルームに集客し、“即日完売”できる見通しが得られた段階で「本広告」を出しているにしても、3カ月遅れで全ての住戸の販売に踏み切ったということは、けっこう人気があるのだろう。
大手のブランドマンションであることに加え、駅チカで、大手町駅直通7分と交通の便良好。
「マンションは立地がすべて」を物語っている。


マンションコミュニティに全住戸の「販売価格表」のコピーが掲載されていたので、可視化してみた。
「坪単価」と、坪当たりの価格が最も安い1階の中住戸を100とした場合の「単価相対比較」を可視化したのが次図。
坪単価と単価相対比較の図
上階ほど坪単価が高い傾向にあることや、ルーフバルコニーのある住戸は坪単価がかなり高いことが分かる。
1階の中住戸を100とした場合、最上階(角住戸)は約4割アップ。


さらに、階下との坪単価の差に着目して可視化したのが次図。
下階との坪単価差(万円/坪)
妻側住戸をみると――
1階に比べて2階は坪20万円高い。よほど1階の条件が悪いのだろう。
3階から7階にかけて、1階アップするごとに坪単価が2万円〜7万円と不規則に増加。
10階を境に8万円と大幅に増加し、11階から14階にかけては、一律1万円の増加。9階がお買い得ということか?
15階(最上階)と14階の差は、坪13万円と大幅増。14階と15階であまり景色が変らないのであれば、14階がお買い得といったところか。

(本日、マンション広告1枚)

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