不動産経済研究所は5月19日、「4月の首都圏マンション市場動向」を発表。
- 供給39.6%減の2,473戸、3カ月連続減。単価6.4%UPの70.3万円
- 契約率74.7%と7割維持。在庫は前月比247戸減の3,581戸。
この見出しだけでは、よく分からないので、同研究所が毎月発表している数値データをもとに、首都圏新築マンション市場動向のトレンドを“見える化”してみた。
販売在庫、発売戸数・単価の推移(首都圏)
m2当たりの発売単価が上昇中。
m2単価の推移(1都3県)
ここ数カ月上昇傾向にあった23区の発売単価が、1月に大きく下落(92.1万円/m2 ⇒79.5万円/m2)したものの、3カ月連続で90万円/m2超えをキープ。
発売戸数(1都3県の内訳)
23区に着目すると、4月の供給戸数999戸は、前年同月比で39%の大幅減。
4月に1,000戸を下回ったのは6年前(08年4月)の954戸以来。
(本日、マンション広告なし)