不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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防災アプリ公募、募集要項に2つの興味深い記述

国土地理院他が4月10日、防災アプリの一般公募を開始。
140414防災アプリの互換性・信頼性の向上に向けて(C)国土交通省
図の出所:「防災アプリの機能向上に向け公募を実施(国土交通省国土地理院)」別紙。

ICT(情報通信技術)を活用して災害から命を守る社会を実現するため、現在構築中の防災地図共用データベース(仮称)を活用して災害時の避難誘導等を図るための防災アプリを公募します。
今後、防災地図共用データベースの活用により防災アプリの互換性・信頼性が向上し、また、開発コストが低減されること等によって、より多くの防災アプリが普及することを目指していきます。

審査等のスケジュールは次の通りだ。

  • 4月30日:応募受付締切り
  • 6月下旬:アプリケーション開発の中間成果受付(防災の日デモ対象)
  • 7月上旬:防災の日でのデモ対象アプリケーションの審査結果発表
  • 9月1日:防災の日でのアプリケーションのデモンストレーション
  • 9月中旬:最終成果提出締切り
  • 10月中旬:優良アプリケーション(海南市デモ対象アプリケーションを含む)の認定
  • 11月9日:海南市防災訓練でのアプリケーションのデモンストレーション



応募は個人、グループ、法人を問わず誰でも可能ということなので、応募でもしてみようかと思って国土地理院の防災アプリ募集要項専用ウェブサイトに掲載されている募集要項を読んでいたら、興味深い点にふたつ気がついた。
ひとつは、賞金等に関する記載が一切ないこと。
公募審査の結果、特に優秀と認められた防災アプリについては、9月1日(防災の日)にデモンストレーションを行うという予定とされているのだが、応募者にはなんらの賞金も用意されていないことになる。
応募者にとってのインセンティブは、優秀なアプリを開発する能力に対する国のお墨付きが得られることだけか――。
ボランティア精神を前提とした「官民共同の防災地図共用データベースの構築」がどこまで可能なのか興味深いところだ。


二つ目に興味深いのは、「アプリケーションの要件等」として、募集要項に記載された次の文章。

ベースマップに関しては、地図表記について我が国の領土・主権に関する主張の方針と一致した表示がされるものとします。

ずいぶんと抽象的な表現だが、竹島(独島)や尖閣諸島といった領土問題を意識した記述なのであろう。
防災アプリ的にはそこまで神経を使う必要はないのではなかろうか。
わざわざマスコミに記事ネタを提供することもないと思う。

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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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