不動産経済研究所は12月8日、「都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷区)の分譲マンションの供給動向」を発表。
都心6区ごとに2005年~2014年(1月~10月)の次の数値データが掲載されている。
- 戸数
- シェア(対23区)
- シェア(対首都圏)
- 初月契約率
- 価格
- m2単価
- 億ション戸数
- 最高価格
「都心6区の供給戸数とm2単価の推移」と「都心6区の区別供給戸数の推移」のグラフも掲載されているので、当ブログでは切り口を変えて、別のグラフを作成してみよう。
※2014年のデータは1~10月の値を12カ月分に換算した。
まずは、都心6区の供給戸数の対23区シェア・対首都圏シェアの推移が分かるグラフ。
都心6区の供給戸数の対23区シェア・対首都圏シェア
リーマンショックが起きた2008年以降、対23区シェア、対首都圏シェアともに上昇していることが分かる。
2014年の対23区のシェアは3割超(32.5%)に達している。
さらに、対23区シェアの内訳を見ると、次のグラフのように中央区と港区のシェアが高いことが分かる。
次に、都心6区の億ションの供給戸数と億ション率の推移が分かるグラフ。
都心6区の億ションの供給戸数と億ション率の推移
リーマンショックが起きた2008年の億ション率(供給戸数に占める億ションの割合)が31%でピーク。
その後、10%前後の水準で推移している。
(本日、マンション広告なし)
ソニーはなぜ不動産業を始めたのか? 不動産流通革命に挑む改革者たち
- 作者: 茂木俊輔,日経BPビジョナリー経営研究所
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/12/20
- メディア: 単行本