不動産経済研究所は10月16日、「9月の首都圏マンション市場動向」を発表。
◎供給44.1%減の3,336戸と大幅減続く。契約率は71.6%と7割を回復。
◎戸当たり4,764万円,単価66.5万円といずれも3ヵ月ぶりの下落。
この見出しだけでは、よく分からないので、同研究所が毎月発表している数値データをもとに、首都圏新築マンション市場動向のトレンドを可視化(グラフ化)してみた。
販売在庫、発売戸数・単価の推移(首都圏)
発売単価は1月以降、上昇傾向にあったが、9月に大きく下落。
販売在庫は4月以降、3,500戸前後で推移。
発売戸数も4月以降、販売在庫と同じ3,500戸前後で推移している。
m2単価の推移(1都3県)
23区の発売単価は、8月に99.0万円まで上昇したが、9月に一気に84.2万円まで下落。
発売戸数(1都3県の内訳)
23区に着目すると、9月の供給戸数1,348戸は、前年同月比で▲59.0%の大幅減。
消費増税前の駆け込み需要の反動が続いている。
(本日、マンション広告なし)
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