不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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首都圏の平均寿命を地図化してみた

      都会と地方の経済格差について可視化してみたのブログ記事が好評だったので、今日は、厚生労働省が5年ごとに発表している「市区町村別生命表」データを用いて、首都圏の寿命を地図化(可視化)してみた。

最新版の平成22年の市区町村別生命表を用いた。


男女とも概ね東京都は都内西部、神奈川県・千葉県はともに都市部の寿命が高い。 都内の城東・城北部の寿命は相対的に低いのが特徴的だ。 

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武蔵大学社会学部教授の橋本健二先生の著書「階級都市―格差が街を侵食する (ちくま新書)」頁138のほうは、少し古いが、平成17年の23区の男女合わせた平均寿命の地図が掲載されていて、次のように解説されている。

墨田区、江東区、荒川区など、下町の多くが78歳を下回っているのに対して、目黒区、世田谷区、杉並区など山の手の多くは80歳を超えており、全体として下町と山の手の差は歴然としている。 下町と山の手には、明らかな「命の格差」があるといわざるを得ない。

ちなみに男性の寿命上位11は、次の自治体。

  • 1位:横浜市都筑区(82.1年)
  • 1位:川崎市宮前区(82.1年)
  • 3位:杉並区(81.9年)
  • 3位:横浜市青葉区(81.9年)
  • 5位:小金井市(81.8年)
  • 6位:目黒区(81.5年)
  • 6位:東京都多摩市(81.5年)
  • 7位:横浜市港南区(81.3年)
  • 8位:川崎市麻生区(81.2年)
  • 8位:世田谷区(81.2年)
  • 8位:神奈川県茅ヶ崎市(81.2年)

また、女性の寿命上位11は、次の自治体。

  • 1位:杉並区(88.2年)
  • 2位:神奈川県開成町(88.1年)
  • 3位:横浜市青葉区(88.0年)
  • 4位:横浜市緑区(87.8年)
  • 5位:横浜市泉区(87.7年)
  • 5位:川崎市麻生区(87.7年)
  • 5位:目黒区(87.7 年)
  • 8位:東京都三鷹市(87.6年)
  • 9位:川崎市多摩区(87.5年)
  • 9位:世田谷区(87.5年)
  • 9位:横浜市都筑区(87.5年) 

男女とも上位にランキングされているのは、23区の目黒区・世田谷区・杉並区、神奈川県の川崎市麻生区・川崎市多摩区・横浜市都筑区・青葉区の7自治体。

2022年6月1日、このブログ開設から18周年を迎えました (^_^)/
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