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マンション購入検討時、資金の出し方や夫婦間でモメるポイント

ベネッセコーポレーションが運営する女性向けコミュニティサイト『ウィメンズパーク』とリクルート住まいカンパニーが運営する『SUUMO』は11月6日、「妻から見た住まいに関する意識調査」結果を発表。
購入検討時に気になる資金の出し方や、夫婦間でモメるポイントについてまとめられている。

住宅ローンの名義は約 7 割が夫のみ。妻の職業が公務員・団体職員の場合には「夫と妻の共同名義」が多い

  • 妻の職業に関わらず、平均では 74.4%が「夫のみ」の名義で住宅ローンを組んだと回答。
  • 妻の職業別にみると、公務員・団体職員の場合には「夫と妻の共同名義」が最も多く 44.2%。



妻の半数が住宅購入時に資金提供をしている。フルタイム勤務の妻のほうがより多く出している

  • 頭金や諸費用などの初期に出すべきお金については、全体の 62.9%が拠出。フルタイム勤務に近しいと思われる「正社員、契約社員、公務員・団体職員、医師・弁護士・税理士・会計士等」は 71.0%が出資し、「派遣社員、自営業、アルバイト・パート」と「専業主婦、学生、無職」よりも約 13 ポイント多い結果に。
  • 頭金・諸費用を出した妻の金額の全体平均は 425.5 万円。「専業主婦、学生、無職」でも平均で 391.1 万円の出資をしている。



住宅購入の決定権が夫にあると4割が夫婦間で「モメた」と回答

  • 「両方とも半々くらい」で決定権を持ち行動をしたパターンでは 33.1%がモメず、意見が合わないことが最も少ない結果に。
  • 妻の資金提供の有無による意見の衝突度合には差は見られなかった。
  • 最もモメる項目は妻が資金を出資した場合には「予算」、妻が資金出資をしない場合には「間取り」であった。

同調査は、『ウィメンズパーク』会員のうち、2006年1月以降に住宅購入経験のある25〜49歳の子どもを持つ女性を対象に、2013年5月から6月にかけてインターネットで行われた。


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