不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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主な不動産会社の「年収」「年齢」「勤続年数」を分析してみた


本日、マンション広告1枚。

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駐車場跡地に建つ小規模マンション。

【第3期 予告広告】大手町駅直通14分、駅徒歩8分。総戸数22戸、8階建。予定販売戸数5戸、3LDK(62.72m2)〜4LDK(80.28m2)。予定販売価格3,490万円〜5,230万円。平成25年9月下旬竣工(本チラシ掲載日の1カ月後)。
※3月29日(金)、7月19日(金)の物件と同じ。

新聞半紙大のチラシのオモテ面の文言。

今週末モデルルーム公開!
同時開催 現地案内会(要予約)

猛暑が続く東京で、スーツを羽織って、汗びっしょりで現地を案内する販売員の姿が思い浮かぶ。


例年、この時期のマンションチラシの枚数は少ない。本日もたったの1枚だ。
でも、来月竣工を迎える、無名のデベロッパーは、夏休み返上でチラシを打ち、完売に向けて汗を流す。


就活生のために、マンション開発に係っている主な企業の有価証券報告書から「平均年収」「平均年齢」「平均勤続年数」を抽出、分析してみた。
データの出所は、企業・金融ディスクロージャの分析と配信を専門に行っている有報データマイニング(株)が運営しているサイト「年収プロ」のデータ(2013年2月26日版)を利用した。


平均年収TOP20
平均年収TOP20
平均年収のトップは野村不動産ホールディングスの1,172万円。
ただし、社員が9名(平均年齢47.5歳)の持ち株会社(平成24年3月31日末)のデータなので、ここでは別扱い。
この野村不動産HDを別とすれば、平均年収1千万円を超える会社は、三菱地所(1,101万円)、三井不動産(1,099万円)、ランドビジネス(1,007万円)の3社。
平均年齢の違いもあり、単純には比較できないが、平均年収トップ20は次の通りだ。

  • 第6位:東京建物 8,738,000 (567 /39.3 )
  • 第7位:NTT都市開発 8,187,013 (465 /42.6 )
  • 第8位:プレサンスコーポレーション 8,157,936 (117 /30.4 )
  • 第9位:日本エスリード 8,146,535 (167 /33.3 )
  • 第10位:大京 7,066,687 (1,071 /40.2 )



「平均年収」と「平均年齢」の関係
「平均年収」と「平均年齢」の関係
「平均年齢」を勘案したうえで、「平均年収」の水準が高そうなのは、次の8社。



雇用環境が安定していそうな会社はー
ついでに、「平均年齢」と「平均勤続年数」の関係をグラフ化してみた。
「平均年齢」と「平均勤続年数」の関係
平均年齢が30代前半の会社は次の10社。



一方、「平均勤続年数」「平均年齢」とも高く、雇用的に安定していそうな会社は、次の3社だ。



また、「平均年齢」が高いのに「平均勤続年数」が短いのは、ランドビジネス(設立年月日 1985年2月)。平均年収が高いことも考えると、人の入れ替わりが多い、厳しい職場ということなのだろうか。

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