不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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タトゥー、ドタキャンの真実


本日、マンション広告4枚。

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幹線道路沿いの駐車場跡地に建つ中規模マンション。

【第1期 予告広告】新宿駅直通21分(急行利用)、駅徒歩6分。総戸数48戸、15階建。予定販売戸数8戸、3LDK(70.71m2)〜4LDK(80.98m2)。予定販売価格3,400万円台〜5,300万円台。平成26年7月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年1カ月後)。

昨日(6月21日)の朝日新聞(朝刊10面)の「タトゥー 後悔の10年」の記事をご覧になっただろうか。
テレビ番組(ミュージックステーション)の生放送中に、突然姿を消して強烈な批判を浴びたロシアのお騒がせ女性デュオ「タトゥー」
その時の舞台裏が記されているのだ。
タトゥーの生みの親でプロデューサーのイワン・シャオポワロフ氏が「話題作りのため」、控室で出番を待っていた二人に電話で「今すぐそこを立ち去れ」という指示を出した。
状況がよく分からないままに、番組スタッフの制止を振り切ってテレビ局を飛び出したということらしい。


ドタキャン騒動から約1年後、二人はシャポワロフ氏との契約を打ち切り再出発。日本で何度かコンサートを開いたが、人気は戻らなかった。
「彼(シャポワロフ氏)は時間に厳しい日本の文化を見誤っていた。私たちも若くて、言いなりだった。あれ以来、完全に日本の市場を失った。馬鹿だった」と、カーチナさん(女性デュオの一人)は悔いているという。


さて、カタカナ・デベロッパーが売り主の本日のマンションチラシ。
左上隅に記載されている物件名は、DUOデュオ○○(=地名)。
ネット辞書(大辞泉)でデュオの意味を調べると、次のようになっている。

  • デュオ【(イタリア)duo】
    • 二重唱。二重奏。デュエット。

このマンションのどこかに、二重奏的な特徴がある訳ではない。
もちろん、あのお騒がせ女性デュオとは無関係だ。
あまり知名度が高くはないが、「デュオ○○」というのが、このデベロッパーのブランド名なのだ。


マンション選びにおけるドタキャン。
「申し込み金」と「手付け金」の違いをご存知ですか?
「申し込み金」のほうは、支払い者がマンションの購入について真剣に考えていることの証として払っているもの。この段階では、まだ契約は成立していないので、権利も義務も生じない。
なんらかの理由によって、契約手続きに移行しなかったとしても、ペナルティは発生せず、支払い済みの「申し込み金」は返却されることになっている。
だから、気が変わったらドタキャンを躊躇することはない。


ちなみに、「手付け金」のほうは、状況によっては没収されるので注意が必要だ。


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