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「マンション時限爆弾」というド派手な見出しに惹かれて、週刊東洋経済6月8月号を購入。690円。
36ページにもおよぶ特集の記事を読んでいて「タワーマンション」の記事に目が留まった。
- [PART4] とびきりの難物タワーマンション
- 修繕費用はケタ外れ! 住民の意識差も課題に
- タワマンは難題山積だ
「建物劣化への対策が確立していない」「修繕用の足場が組めない」「プールや噴水などの維持費が大変」「高層階と低層階で経済格差が激しい」といった、課題が指摘されている。
詳細は本を読んでいただくとして、タワマンに潜在している問題に警鐘を鳴らす、記事の最後の文章だけ紹介しておこう。
そして最後の難題が「天文学的な額になるのでは」(ゼネコン関係者)とささやかれるタワマンの解体費用。
「一管理組合が対処できるレベルの話ではない」(同)とのうわさも漏れる。前方にそびえ立つ数々の課題を横目に、タワマンは今年以降もすでに首都圏だけで7万戸超の建設が予定されている(不動産経済研究所調べ)。
「タワマンは21世紀最大の都市課題となる」(マンション問題の専門家)ともいわれるが、そんな難問に当事者として取り組む意欲が、タワマン住民には欠かせない。
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超高層マンションといえども、低層階・中層階の住戸は、眺望的に恵まれていないので、資産価値は高くない。
資産価値が高くないのに、高層階住戸と同様のデメリットがついてまわる。
超高層マンションであるがゆえの、大震災時の機能不全リスクやスラム化リスクだ。
- 作者: 武内修二
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