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南海トラフ地震、都の被害想定は臨海部で津波最大2.5m


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東京都は5月14日、「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定」を公表。
昨年8月に国が公表した被害想定をもとに、都が地域ごとに建物の位置や築年数のデータなどを加えて独自に分析したもの。
23区や多摩地方では、津波は最大で2.5メートルと影響は少なく、揺れもほとんどの地域で震度5強以下になることから、これまで進めている首都直下地震への対応で南海トラフ巨大地震の備えができるとしている。


液状化危険度
液状化危険度
区割・多摩では、液状化評価に用いた地表震度が5弱と小さいため、液状化が大規模に発生する地域はないとされている。


東京湾津波高・浸水域(水門閉鎖の場合)
津波高・浸水域
最大津波高はT.P. 2.48m(江東区)で、元禄型関東地震のT.P. 2.61m(品川区)より低い結果となっている。
※T.P. = 東京湾平均海面。津波高はすべて地殻変動量を含む。


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