不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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敷地内を都市計画道路が走る、資産半減リスク物件

幹線道路沿いに建つ、高層の中規模マンション。

【先着順】池袋駅直通5分、駅徒歩12分。総戸数72戸、19階建。販売戸数2戸、3LDK(64.46m2・74.70m2)。販売価格4,470万円・5,490万円。平成25年7月末竣工(本チラシ掲載日の3カ月後)。

「いよいよ最終2邸」を謳う、先着順受付のB4判チラシ。
19階建てで総戸数72戸。ワンフロア4戸という、なんとも細長いマンションだ。
チラシに掲載された二つの間取り図は、柱の位置がバラバラで、各部屋には柱が食い込んでいるだけでなく、台形だったり、5角形だったり、とても使い勝手の悪そうな間取りだ。
グーグルマップで調べると、かなり建設が進んだ状況の画像が確認できる。
絵にすると、こんな感じ。
物件の配置


それにしても、高さ方向に細長いだけでなく、なぜ、こんなにヘンな形をしているのか?
ヒントは「物件概要」の次の文言にあった。

※本物件の敷地には都市計画道路(補助〇〇号線)/昭和21年4月25日計画決定)の予定地が含まれています。

敷地内に将来の都市計画道路が走っているというのだ。
区がネットで公開している地域地区図で確認すると、たしかに都市計画道路が走っていることが分かる。
絵にすると、こんな感じ。
物件の配置(都市計画道路位置明示)
マンションのすぐ南側を計画道路が走っているのだ。
敷地の半分近くを計画道路が占めている!
これでは、将来の既存不適格建物ではないか。
将来、都市計画道路が建設された後に、建て替えようとしても、現在と同じ19階建は建てられまい。
資産半減リスクのある「将来既存不適格」物件に要注意。

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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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