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2月25日に発売される別冊宝島「よい不動産・悪い不動産」。
表紙のセンセーショナルな文言。
- 消費税増税で「買い」か「待ち」か? 不動産・住宅バブルがやって来る!
- 買い急ぎを煽る3大キーワード 「金利」「地価」「税制」のウラ
- マンション“チラシ広告”のだましテクニック
じつは、「買い急ぎを煽る3大キーワード」の一部と「マンション“チラシ広告”のだましテクニック」に、私のコメントがたびたび出てくる。
表紙裏面の「はじめに」に記された文言に、消費者寄りのムック(雑誌と書籍の性格を併せ持つ出版物)であろうとする決意が感じられる。
はじめに
いま、不動産業界は消費税増税前の駆け込み需要を見込んで大忙しだ。
業界をあげて「消費税増税を前に住宅購入を!」と、あの手この手で住宅販売に力を入れようとしている。
安倍政権による「アベノミクス」と呼ばれる経済戦略への期待が、住宅バプルヘの期待を喚起し、業界全体が住宅供給の準備に入っている。
これから2年は住宅購入を「煽る」さまざまな広告を目にすることになるだろう。
不動産は人生最大の買い物であるがゆえに、テレビや新聞といった大手メディア、住宅情報誌には多額の広告マネーが流入する。
ゆえに、業界側にとって都合の悪い情報が消費者にきちんと伝わりづらい状況が生まれやすい。
その点、本誌では無料情報誌や業界側のメディアが書かない話を多数掲載している。
住宅・不動産を『買う』、『買わない』は一生の問題だ。それで失敗すれば大きなダメージを受けるのが不動産の世界である。
本誌が住宅購入を考える読者にとって、少しでも役に立つことができれば嬉しい次第である。
一生の買い物をする人にとって、「1戸建てとマンションの新『裏知識』」が満載のムック980円(税込)は高くないと思う。
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/02/25
- メディア: 大型本
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