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国土交通省が12月11日「第5回 津波発生時における鉄道旅客の安全確保に関する協議会」の結果について公表。
内閣府公表の津波への対応の基本的考え方等も踏まえて、鉄道旅客の速やかな避難方策等について意見交換を実施し、その内容は以下のとおりとされている。
- 鉄道事業者自らが線区毎の浸水の可能性がある区間を指定
- 通信が途絶した場合には、乗務員等が自ら積極的に情報を入手するとともに、乗務員等の自主的な判断により、状況に応じ乗客を迅速に避難・乗客等の迅速な避難に資する案内放送文の作成
- 移動制約者を含む乗客等の列車からの降車及び避難の迅速化に対する乗客等への協力意識の徹底
- 津波到達時間が短い場合の全車一斉開扉及び降車方法の周知
- 津波発生時の乗務員等の心構えの明確化や定期的な教育訓練の実施
- 具体的な避難方策等については、各社の線区の状況等に応じて対応
「今後、取りまとめに向けて更に検討を進める」という。