運送会社倉庫の跡地に建つ、大規模マンション。
【第1期1次 本広告】有楽町駅直通7分、駅徒歩5分。総戸数185戸、19階建。販売戸数120戸、1LDK(41.13m2)〜3LDK(79.20m2)。販売価格2,980万円〜7,230万円、最多価格帯5,900万円台(9戸)。平成25年10月上旬竣工(本チラシ掲載日の1年4カ月後)。
- ※5月3日(木)の物件と同じ。
新聞全紙大のチラシのオモテ面に、販売戸数を喧伝するコピー。
第1期1次 120戸販売決定!
- 第1期1次は総戸数185戸のうち120戸を販売いたします。
総戸数185戸の6割強の戸数(120戸)を一気に販売しようというのだから、なかなか勢いがあるではないか。
ただ、「第1期」ではなく、「第1期1次」としたところが、先行きの小刻み販売を予感させる。
チラシ裏面に目をやると、よくある「モデルルームご来場者様」のアンケートの結果が掲載されている。
- (1) 満足度約90% 東京メトロ有楽町線 「〇〇駅」徒歩5分
- (2) 満足度約88% 都心への利便性
- (3) 満足度約87% 「ららぽーと」や「イオン」などが徒歩圏
このチラシのアンケート結果が、他のチラシと異なるのは、次のように、「満足」の件数だけではなく、「普通」「不満」の件数の内訳も開示されていることだ。
※上記アンケート回答数の詳細:設問(1)・・・満足667件、普通74件、不満0件 設問(2)・・・満足653件、普通86件、不満2件 設問(3)・・・満足645件、普通95件、不満1件
グラフにすると、こんな感じ。
まあ、「駅徒歩5分」や「有楽町駅 直通7分」の立地に恵まれたマンションなのだから、「不満」に票を投じる人がいるとすれば、よほどの変わり者といえよう。
そもそも「私が〇〇・△△エリアに決めた理由」というのがアンケートの設問。
いかにも売り主都合の、誘導的なアンケートの建て付けだ。
「私が〇〇・△△エリアに決めなかった理由」というアンケート結果も開示されれば、消費者のお役立ち情報となるのだが・・・・・・。
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(本日、マンション広告6枚)