-
- -
神戸市の外郭団体「神戸市住宅供給公社」が5月22日、神戸地方裁判所へ民事再生法の適用を申請。
負債433億2700万円。
神戸市住宅供給公社が民事再生手続き開始を申立てるに至った経緯(平成24年5月22日 神戸市HPからの抜粋)
当公社の財務状況は、バブル経済崩壊後の地価の下落に伴い、保有分譲資産が含み損を抱えたことや、震災復興において大量に供給した借上特優賃事業における損失などから悪化しております。
平成15 年度末から債務超過に陥っており、経営の努力によりその額は年々減少しておりますが、依然として多額の借入金を抱えており、極めて厳しい状況が続いております。
今後も収入に比べて借入金返済の負担が余りにも大きく、こういった状況が続くことが避けられないため、早急に抜本的見直しを行うことが必要となりました。
住宅供給公社の民事再生手続は初めてのケース。
破綻としては、平成22年9月に破産を申請した茨城県住宅供給公社に続き2件目。