不動産経済研究所が5月10日、「全国超高層マンション市場動向」を発表。
- 全国の超高層マンション計画10.45万戸、11年完成は3,321戸
- 首都圏206棟・7万3,897戸、東京23区内134棟・5万132戸
- 近畿圏は62棟・1万9,843戸、大阪市内33棟・1万258戸
- その他都市50棟・1万800戸、静岡県10棟・2,183戸
それぞれの見出しと共に、数字と文章が並んでいるのだが、感覚的に理解しにくいので、見える化(グラフ化)してみた。
超高層マンションの完成(予定)戸数(首都圏・近畿圏・その他)
特に、首都圏では2007年をピークに激減していく様子がよく分かる。
また、首都圏の超高層マンションの戸数が全国の6〜7割を占めていることが分かる。
超高層マンション竣工・計画戸数(首都圏)
2007年をピークに激減していく様子がよく分かる。
2012年以降、予測通りに回復していくのか?
超高層マンションの完成(予定)戸数(首都圏)
都3県の超高層マンションの完成(予定)戸数の大半を担っている都区部においても、2009年を境に大きく下落していることが分かる。
超高層マンションの供給割合(首都圏)
超高層マンションの供給率(全マンションに占める超高層マンションの供給割合)は、2009年の45.6%をピークに大きく下降に転じている。