【第1期 本広告】大手町駅直通14分、駅徒歩3分。総戸数30、11階建。販売戸数16戸、1LDK(62.40m2)〜3LDK(73.83m2)。販売価格3,758万円〜5,808万円、最多価格帯4,600万円台(3戸)。平成25年6月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年3カ月後)。
駅徒歩3分の近隣商業地に建つ小規模マンション。
新聞半紙大のチラシ裏面に安心を謳う数々。
電源の確保
- 自家発電設備を計画地内に設置しています。
- 災害時に最低限の設備等を運転するための電力を確保します。
- 駐車場、エレベーター、エントランス、各階廊下照明、給水ポンプユニット
- 非常用コンセント、消火ポンプ、排水ポンプ、エレベーター制御盤
東京都が1月23日に公表した「東京都LCP(Life Continuity Performance)住宅の登録・閲覧に係る基本方針」を踏まえると、停電時でも水の供給やエレベーターの運転に必要な最小限の電源の確保は、これから販売されるマンションにとっては、大きな差別化条件となろう。
本マンションの「自家発電設備」の仕様が不明なので、評価のしようがない――販売員にはそのあたりのところをシッカリ確認したほうがいいだろう。
防災備蓄倉庫
- 防水シート 30世帯分
- ボリタンク(20L)赤 1個/自家発電設備給油用
- ボリダンク(20L)白 2個/給排水用
- 飲料水 30世帯分
- 手回し充電ラジオ 2台
- ガス発電機(LPG) 1台
- 発電機用ボンベ(LPG) 12本
- バルーン投光器 1セット
- 給水パック(土嚢) 16個
- 簡易トイレ(共用) 30世帯分
1階にある「防災備蓄倉庫」の備蓄品リストの「ガス発電機(LPG)」「発電機用ボンベ(LPG)」の内容が気になったので、この物件のホームページで確認すると、大きさも見た目もスーツケースのような発電機の写真が掲載されていた。
Google の「画像検索」機能を使って調べると、Hondaの発電機「エネポ EU9iGB」の製品であることが分かる。
「はじめての人にもカンタン カセットボンベで外でもコンセント!」がうたい文句。
おいおい、エネルギー源がカセットボンベって、いったい何時間使えるのか?
なんと、連続運転時間は「最大約2.2時間」しかないではないか!
花見や町内会主催のイベントの屋台の電源に使えても、防災用電源としては心もとない。
ちなみに、「エネポ EU9iGB」のメーカー小売価格は、税込みで104,790円、
カセットボンベは、東邦金属工業のシャトル カセットボンベ3本、税込で420円(楽天市場)。
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