不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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ワンルームマンション居住者は肩身が狭い?


本日、マンション広告2枚。

【予告広告】大手町駅直通4分、駅徒歩7分。総戸数34戸、7階建。販売戸数/未定、1R(221.50m2)〜1LDK(40.05m2)。予定販売価格1,890万円台〜3,300万円台、予定最多価格帯1,900万円台。平成24年2月竣工済み(本チラシ掲載日の当月)。

3駅4線路で都心へのアクセズは抜群だが、首都高(騒音源)に近いワンルームマンション。


B4判のチラシのオモテ面にコンパクトマンションの宣伝。

  • シングルライフを都心で謳歌。
  • 賃貸運用で「資産形成」の一つに。
  • セカンドハウスやご子息のお住まいに。



交通の便が良いので、独身貴族が関心を寄せそうなワンルームマンション。
ただ、マンション管理組合が機能しなさそうな、したがって将来の維持管理が気になるワンルームマンションでもある。


本物件が建つこの区では、「ワンルームマンション建設の増加は、地域や近隣住民の中に、入居者のマナーや地域コミュニティの希薄化などに関する様々な不安を喚起している」として、平成19年11月13日に「ワンルームマンション対策」を打ち出され、平成20年4月一日に「マンション等の建設に関する条例」を施行されている。


同条例によるワンルームマンションに対する規制強化の主なポイントは、次のとおりだ。

  • (1) ワンルームマンション居住面積の引き上げ(20m2以上〜29m2未満⇒25m2以上〜40m2未満)
  • (2) 商業地域および近隣商業地域における自動車駐車場や自転車置場の設置台数の緩和措置の廃止
  • (3) その他(コミュニティスペース設置の義務化、使用規則等に規程すべき生活マナー項目の明確化等)



ワンルームマンション居住者は肩身が狭い?

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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