不動産経済研究所が12月8日、「首都圏のコンパクトマンション市場動向」を発表。
不動産経済研究所によれば、コンパクトマンションは、「住戸専有面積が30.00m2〜59.99m2の、ワンルームマンションとファミリータイプマンションの中間に位置する物件であり、単身者やDINKSをメインターゲット」にしているという。
00年度から11年度上期までの首都圏の「供給戸数」「シェア」「平均価格」「m2単価」などの数値データが表形式で掲載されていたので、見える化(グラフ化)してみた。
シェア
コンパクトマンションのシェアは03年度に15%を突破した後、1割近くまで低下。
ところが、全供給戸数が05年度以降、落ち込むにつれて、コンパクトマンションのほうは08年度以降急激にシェアを拡大し、09年度には2割に達していることが分かる。
価格
09年度まで3,400万円前後で安定的に推移した平均価格が、10年度に3,800万円台、11年度上期には4,000万円台と上昇。
m2単価で見ても10年・11年上期は80万円前後に上昇している。
シングル女性やDINKS、SOHOやシニア向けのコンパクトマンション。
小人数家族の住民で構成されるコンパクトマンションの管理組合の運営は難しそうだ。
良好なコミュニケーションは確保できるか・・・・・・。