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国土交通省が10月31日、「住宅着工統計(平成23年9月分)」を公表。
平成23年9月の住宅着工の動向について次のように記されている。
- 東日本大震災発生後に低下したマインドは多少改善してきているものの、厳しい雇用・所得環境、不透明な景気の先行き等から、6か月ぶりに前年同月の水準を下回った。
- 今後の先行きについては、雇用・所得環境等の推移、東日本大震災からの復興状況が我が国経済全体に及ぼす影響を引き続き慎重に見極める必要がある。
第2パラグラフの文章は、先月と全く同じだ。
分譲マンションについては、次のように記されている。
- (分譲マンション)
- 前年同月比では6か月ぶりの減少(前年同月比13.9%減)。
これだけでは、よく分からないので、グラフ化してみた。
分譲マンション着工戸数の推移(三大都市圏別)
リーマンショックから回復傾向に向かいつつあるが、今一つ勢いがない。
東北地方太平洋沖地震の影響の見極めが必要。
分譲マンション着工戸数の推移(首都圏)
首都圏の分譲マンション着工戸数について、都内では1年前の最低水準から回復の兆候が見られていたが、ここにきて失速か・・・・・・。
また、回復傾向が見られていた神奈川県は、6月以降の落ち込みが激しい。
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