鋼板圧延工場の跡地に建つ、大規模マンション。
【第3期 本広告】秋葉原駅直通9分、駅徒歩6分。総戸数457戸(事業協力者住戸39戸含む)、14階建。販売戸数/未定、2LDK(62.38m2)〜4LDK(92.34m2)。予定販売価格3,700万円台〜6,300万円台、予定最多価格帯4,700万円台(23戸)。平成24年3月下旬竣工(本チラシ掲載日の7カ月後)。
- ※10年9月18日(土)・10月23日(土)、11年2月18日(金)・5月7日(土)・6月18日(土)の物件と同じ。
B4判をヨコ長に2枚つなげた変形チラシ。
この手の変形チラシは、おやっと思って手に取ってもらえれば、その役目の半分は果たされたことになる。
モデルルームに集客できれば、完璧だ。
消費者としては、チラシの形態の物珍しさと、マンションの良し悪しとは、まったく関係がないことを肝に銘じておくべきだろう。
本日のチラシには、さらに販促ワザが仕込まれている。
来場総数2,000組超。
ご契約者様からの歓びの声をご紹介します。
本当に「2,000組超」の来場者があったのか、外部からは知り得ない。
- 30歳代 女性
- 働くママにうれしいサービスがたくさんあります
- 40歳代 男性
- 駅に近くて公園が真横! 都心エリアにはあまり無い立地が魅力的でした
- 60歳代 男性
- 立地環境の資産性を考えて決めました
「平成23年8月実施のご契約者様インタビューより」と注記された、これら3人の「歓びの声」。
「インタビュー」の内容が活字化されているので、どこまで真実が正確に記録されているのか全く分からない。
売り主にとって都合のいい部分だけが「ご契約者様の声」として切り取られてないだろうか。
物件の良い点ならば、こちらが何も訊かなくても、営業担当者がいくらでも教えてくれる。
消費者が本当に知りたいのは、その物件の悪い点だ。
この手の「ご契約者様の声」が掲載された折り込みチラシは、なんら有効な情報を伝えていないことに要注意だろう。
(本日、マンション広告2枚)