不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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交通利便性は良さそうなのだが・・・・・・


本日、マンション広告4枚。

【第2期 本広告】銀座1丁目駅直通4分、駅徒歩5分。総戸数122戸(店舗3戸含む)、10階建。販売戸数7戸、1LDK(41.56m2)〜3LDK(71.28m2)。販売価格3,280万円〜5,700万円。平成24年8月末竣工(本チラシ掲載日の1年3カ月後)。

商業地域の配送センター跡地に建つ大規模マンション。

  • 1LDK(41.56m2)〜3LDK(71.28m2)
  • 販売価格3,280万円〜5,700万円

坪単価にすると、260〜264万円/坪。結構いい値段だ。


民事再生中のデベロッパーから取得した利便性の高い用地に建つマンション。
本物件の売り主の昨年8月12日付けのプレスリリースによれば、「総戸数は100戸超を計画しており、売上規模は、現在の試算で約60億円程度を見込んでいます」となっているから、1戸当たりの平均分譲価格は4,900万円(=60億円÷総戸数122戸)。
第2期の販売戸数7戸が「1LDK(41.56m2)〜3LDK(71.28m2)」と、とっても狭いのは、坪単価が高いから、見かけの分譲価格を抑えた結果なのだろう。


チラシには、「天然石貼りの玄関・廊下」だとか「アラウーノ」など、見てくれのいい写真が掲載されているが――
リビング内に柱が食い込んで使い勝手が悪そうだったり、リビングには小さなバルコニーしかなかったりと、専有面積を抑え込んだ影響が散見される。
もんじゃストリートに面した1階には3つの店舗が入る計画となっている。
都心へのアクセスが良さそうだから、DINKS向きかもしれないが、もんじゃばかり食べているわけにもいくまい。

moon island 12d.JPG / midorisyu


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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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