不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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バラバラ配置の間取図を合体して見えてくる不都合な真実


本日、マンション広告3枚。

【第1期 先着順】大手町駅直通14分、駅徒歩9分。総戸数25戸(管理室1戸含む)、9階建。販売戸数5戸、1LDK(45.61m2)〜3LDK(91.99m2)。販売価格2,900万円〜5,800万円。平成24年3月上旬竣工(本チラシ掲載日の11カ月後)。

  • ※3月25日(金)の物件と同じ。

駐車場跡地に建つ小規模マンション。


B3判チラシ裏面に掲載された4つの間取り図。
チラシの間取図の配置
Dタイプの住戸は、リビングが北東向きなのに、日当たりの悪さをカムフラージュすべく、リビングが下側に描かれている。
方位がバラバラに描かれているだけでなく――
AタイプとCタイプの間取り図の並びが、実際の住戸の並びとは左右逆に配置されている。


不都合な真実を覆い隠そうとする、よくある配置だ。
まともに配置し直すと、次図のようになる。
チラシの間取図の配置を並べ直すと


さらに、バラバラの住戸を合体すると次図のようになる。
バラバラの住戸を合体すると
AタイプもCタイプも南西向きの住戸であったことに、改めて気づかされる。
しかも、どちらのタイプもリビングに面したバルコニーが無いことが一目瞭然。


チラシの間取り図配置から受ける印象とはずいぶん違うぞ!


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